公認会計士試験

【公認会計士試験】公認会計士試験の種類、合格基準、毎年の実施時期を解説

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道のりを表す画像

 

公認会計士てどうやったらなれるの?どんな試験があるの?むずいの?

 

こういった疑問にお答えします。

 

こんにちは、公認会計士のなおです。

 

気になる資格がみつかるサイト・資格Hacksでも取り上げられている公認会計士資格ですが、

 

公認会計士試験と聞くと、難易度が高く、合格できないと思われている方は多くいるのではないでしょうか。

 

正直公認会計士試験は難しいですが、私の実体験として、あきらめずに正しい努力を続けることができれば、決して通過できない試験ではないです。

 

今回は、公認会計士になるための道のり、なり方(通過しないといけない試験の種類、合格基準・難易度、試験の実施時期)についてお話しようと思います。

 

これから公認会計士を目指そうと考えている方や、今、まさに勉強している方には必見の内容になっています。

 

公認会計士になるために通過しなくてはならない試験の種類

 

公認会計士になるためには、公認会計士試験に合格しなければなりません。

 

いったい公認会計士試験は何個あるの?むずいの?と思われた方いますよね?

 

公認会計士試験を受ける多くの方は試験免除がない方だと思うので、ここでは試験免除がないかた向けに記載します。

 

試験免除がない場合は公認会計士になるために経ないといけない試験は3つあります。3つの試験に合格することで公認会計士になれます。

 

試験の種類

1短答式試験

2論文式試験

3修了考査

難易度

短答式試験 約10%

論文式試験 約30%

修了考査 約50%

 

短答式試験の難易度は、実施される年にもよりますが、合格率はだいたい10%前後で、ここが 一番の難関といわれています。

 

論文式試験は、短答式試験合格者が受験でき、合格率はだいたい30%前後です。なので、短答式試験通過者の3人に1人が受かるイメージです。

 

修了考査は、論文式試験合格後、業務補助又は実務従事の期間が2年以上あり、かつ、実務補修を修了したものが受験でき、最近の合格率が50%ほどです。

 

修了考査は、2019年くらいまでは合格率が70%ほどだったので、最近は合格しづらい状況になっています。

 

修了考査に合格すると登録することができ晴れて公認会計士になることができます!

 

試験免除がない人向けに記載しましたが、自分が試験免除に該当するか調べたい方は、下記を参考にしてみてください。

 

公認会計士試験の免除制度とは?【免除科目、免除対象者、申請方法を解説】

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3つの試験の実施時期

色んな種類があることを表す画像

 

次に、上述の3つの試験の実施時期です。それぞれ以下のようになります。

 

短答式試験⇒年に2回(1回目12月中旬、2回目5月下旬)

論文式試験⇒年に1回(8月中旬)

修了考査⇒年に1回(12月中旬)

 

短答式試験

短答式試験の合格が一番難しいですが、年に2回あります。1回目は12月中旬、2回目は5月下旬です。

 

ただ気を付けていただきたい点が、2回目の方が難しいです。

 

私が実際に受けての感想は1回目と2回目で問題の難易度が違うように感じました。

 

2回目の方が1回目より難しく感じ、1回目の難易度だったら合格できるなと思い2回目の短答式試験に挑んだら、

 

1回目より難しくないか?と思った記憶があるので、2回目を受験される方は、1回目より難しくなっていることを想定されて勉強した方がよいです。

 

論文式試験

論文式試験は、年に1回8月にしかないので、落ちてしまうともう1年勉強となります。

 

私は、大学4年のころに論文式試験を受けたのですが、合格したと思っていたら、みごとに落ちてしまい、もう1年勉強しました。。

 

8月に試験があり合格発表が11月なので、実際の勉強期間は9か月くらいでしたが、体力的にも精神的にもキツイ勉強をしなければいけないので、先の見えない不安を抱えながら日々勉強していました。

 

ただ、勉強はつらいですけど、正しい努力をしている人は頑張った分だけ確実に合格に近づいているので、自分の勉強方法を信じ諦めずに頑張りましょう!!正直この試験は諦めずに頑張ったもの勝ちです!!!

 

修了考査

修了考査も年に1回で12月です。

 

修了考査は、論文式試験合格後の実務経験を積んだ後に受けるのですが、多くの人は仕事をしながらの受験勉強となります。

 

これを聞いて、「えっ大変そう…無理かも…」と思われる方いるかと思う方いますよね?

 

私は当時、思っていました。。

 

修了考査に関しては、多くの方が働きながらの戦いになり、短答式試験、論文式試験のように学生や受験に専念している人たちの母集団ではないので、

 

割と合格しやすいですし働きながら、勉強する習慣がこの時期に身につきます。

 

3つの試験の合格基準

短答式試験の合格基準

総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率とする。

ただし、1科目につき、その満点の40%に満たないもののある者は、不合格とすることができるとされています。

 

年によって総点数の50%代、60%代まで落ちるときはありますが、それは問題が難しかったりする場合で通常は70%くらいです。

 

短答式試験の各科目の勉強法はこちらの記事に書いています。

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論文式試験の合格基準

52%の得点比率を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率とする。

ただし、1科目につき、その得点比率が40%に満たないもののある者は、不合格とすることができるとされています。

 

論文式試験の採点格差の調整は、標準偏差により行うとされています。偏差値なので、受験者の平均より少し上回っていれば合格します。

 

論文式試験の勉強法については、こちらの記事に書いてます。

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修了考査の合格基準

合格基準は総得点数の60%を基準として、修了考査運営委員会が相当と認めた得点比率としており、満点の40%に満たない科目が1科目でもあるものは不合格となることがあるとされています。

 

近年、修了考査の合格率は低下傾向にあるので、最後まで気を抜かずに勉強をする必要があります。

 

修了考査の勉強法については、こちらの記事に書いてます。

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公認会計士なり方、公認会計士試験は独学可能?

公認会計士になるには、公認会計士試験に合格する必要があります。

 

公認会計士試験は上でも記載しましたが、3つありますが、まずは、短答式試験と論文式試験に合格する必要があります。

 

公認会計士試験の短答式試験、論文式試験を受験するにあたり独学は厳しいので、専門学校に入学する必要があります

 

独学に関する詳しい記事はこちら

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公認会計士試験の勉強は独学は厳しいので、まずは、どこの専門学校に通うかを決める必要があります。

 

おすすめの専門学校は大原東京CPA会計学院TACです。この3つで公認会計士試験の合格者の約90%を占めているからです。

 

価格的にきついという方はLECクレアールにする人もいますが、ごくわずかです。

 

専門学校の費用は、公認会計士講座を始めて学習する方で、大手の大原、TACでは約80万ほど、東京CPA会計学院では約70万、

 

安いと言われているLEC、クレアールでも約50万ほどかかります。

 

個人的なおすすめは東京CPA会計学院です!

 

東京CPA会計学院は、講師がわかりやすく、合格率が高く、さらに大手の中では費用を抑えることができるからです!

 

ちなみに、私も東京CPAで合格しました。

 

東京CPA会計学院を利用した感想はこちらに書いてます。

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とはいっても、根気強く頑張れるかどうかで合格・不合格が決まりますので、金銭的にどうしても余裕がないという方はLECクレアールを検討してみてもいいかもしれないです。

 

おすすめの専門学校に関する記事はこちらで書いています。

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おわりに

公認会計士になるために突破しないといけない試験、合格率、試験実施時期などについて記載しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

3つの試験に合格しないといけないのかあ、道のりながいなあ、短答式試験の合格率低っ、これほんとに全部受かるのか、などなどいろいろあるかと思います。

 

総じてどの試験も気合を入れて望まないと受からないものとなっていますが、まずは試験の全体像を把握していただき、一つ一つクリアしていってください。肝心なことは最後まで諦めないことです!!!

 

価格や学習スケジュールなどの正確な情報は、ネットから得られない場合があります。

 

これらの情報を得るには、資料請求が一番手っ取り早いので、まずは資料請求してみてください。

 

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