公認会計士試験

合格者による公認会計士試験の勉強方法【論文式試験 租税法編】

本テキストは広告を利用しています。
スポンサーリンク

 

論文式試験の租税法の勉強てどうやればいいの?
租税法はいつから勉強し始めたほうがいいの?
理論と計算でどれくらい勉強すればいいの?

 

こういった疑問にお答えします。

 

こんにちは、公認会計士のなおです。

 

租税法は論文式試験からの科目で、どうやって学習していいかわからない方は多いのではないでしょうか。

 

今回はわたしが論文合格時に勉強していた方法を教えます!

 

租税法は、論文式試験からの科目で分量が非常に多いですが、ある程度、勉強量に比例して伸びる科目なので、

 

勉強方法を間違わなければ、必ずといっていいほどいい結果をもたらせてくれる科目です。

 

是非参考にしてみてください。

ちなみに、他の記事で他の科目も紹介しているので宜しければ参考にしてみてください。

勉強
合格者による公認会計士試験の勉強方法【論文式試験経営学編】

スポンサーリンク なおこんにちは、公認会計士のなおです。みなさん、経営学の勉強おざなりにしていませんか?   経営学は会計士試験の試験科目の中で一番、勉強範囲がすくないですよね。 &nbsp ...

続きを見る

 

租税法の勉強方法

租税法の勉強開始時期

租税法は論文式試験の科目ですよね。

 

ですが、私の通っていた予備校TACでは、租税法の授業のスタートは短答受ける前からスタートしていました。おそらく他の予備校も同じだと思います。

 

短答の勉強でいっぱいいっぱいなのに、租税法の勉強まで始める余裕ないなと思いながらも、受講して短答式試験に影響がないように復習していました。

 

ただ、本当に短答式試験の余裕がない人は、短答前の租税の受講復習は短答式試験後にやれば全然追い付くと思います。

 

他の科目もそうかもしれないですが、分量が多い分、租税はある程度時間がたってしまうと忘れてしまう科目なので、短答式試験の勉強を本気でしている中で、ある程度忘れてしまいます。

 

12月の短答式試験に合格できれば、8月までに租税を取り戻せるので、本当に余裕がない人は短答式試験に集中してください。

 

計算と理論の勉強割合

租税法の試験は計算6割、理論4割くらいです。

 

理論も結構の割合で出題されますが、

 

下で理論の勉強方法を述べますが、勉強は計算中心で行えば大丈夫です!

 

計算の勉強法

電卓の画像

租税法には、法人税、所得税、消費税からなり、どれも計算が出題されます。

 

租税法で失敗しないためには、この計算を制する必要があります!

 

法人税が一番ボリュームが多く、消費税、所得税もあるので、やっても、身につくまではすぐ忘れてしまいやすいです。

 

なので、私は、短答式試験が終わってからは、毎日触れていました。

 

授業を受けて、復習することはもちろんですが、TACではアクセス答練や論文答練があったので、

 

答練からテキストに戻って勉強する方法で、効率的に毎日勉強していました。

 

とにかく、記憶の定着が不十分の時は、問題集と答練からテキストに戻って足りないところを補いながら徐々にテキストを完璧にしていくような勉強をすることが重要で、

 

テキストを読むだけとか、テキストを読んで問題集を解くだけとか漫然と勉強しないことが早期合格には大切です

 

消費税は、一つ間違えると芋づる式で間違えることが多いので、法人税や所得税に比べると勉強時間としては、

 

一番少なく、できないといけないところだけは、必ずとれるようにして適度に手を抜いていました

 

私が受験生の頃は、よく消費税は満点近くとれないといけないとか言われていましたが、

 

課税売上高割合や、課税売上にのみ対応する課税仕入れの消費税額、非課税売上にのみ対応する課税仕入れの消費税額、

 

売上と非課税売上に共通して対応する課税仕入の消費税額を間違えてしまうと芋ずる式にまちがえてしまいますよね。

 

そして、この辺を試験会場の緊張感がある状態で間違わずにできるかというと、結構難しいと思います。

 

なので、最低限答練はできるようにすることは大切ですが、全部とれなくても、

 

落としてはいけない箇所だけ取れれば十分合格できるので、ここに勉強時間を費やすより法人税をやった方が効率的です。

 

法人税、所得税に関しては、やった分だけ伸びますので、テキスト、答練、問題集を時間が許す限り、ぐるぐる回転させて勉強してください。

 

 

理論の勉強法

理論の教科書

理論の勉強方法は、特殊なことはしておらず、計算を勉強していく中で、自然とできるようになった感じで、

 

計算ができるようになればそこまで理論の勉強をすることはないです。

 

答練に出た問題を中心に条文番号を暗記したり、企業法と同じで、

 

試験会場で、条文を探す時間を短縮するために何条に何が書いてあるかはある程度、暗記する必要があります。

 

この論点は何条あたりをみればいいとかが分かるようになっていれば、もう論文の租税の理論は大丈夫です。

 

ここまで行く方法は、答練ででた理論を復習する際に条文を引きながら、テキストにも戻りながらぐるぐるさせるのと、計算ができるようになれば行けます。

 

論文答練、アクセス答練

アクセス答練、論文答練は、教室で受けて、本番のように隣の人の気配を感じながら解いたり、時間の感覚などを練習していました。

 

論文答練で出たところは、計算も理論も必ず、復習し本番ででたら、絶対にできるようにしていて、

 

復習の際に解説だけでなく、テキストに戻って周辺の論点も復習していました。

 

これをやることで、論点を網羅できるように答練が作成されているので、すごく効率的です。

 

直前期の過ごし方

直前期は、テキスト、答練をぐるぐる回して、漏れがないか忘れているところはないかを確認しながら答練からテキストベースで勉強をしていました。

 

私は朝1番にアクセス答練か論文答練の計算部分を解いていました。(量があるので、この日は大問1、次の日は大問2という風に決めていました。)

 

まとめ

私がやっていた租税法の勉強方法について、書きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

はじめは、分量も多く、大変かと思いますし、切るところは切るという勉強方法をしている人も多いので、勉強方法は人それぞれかもしれません。

 

私は、正直まるっと切った分野はなく、どの分野もほどほどに得点できるように勉強していました。

 

それが結果的に租税法の科目免除並みの偏差値につながったと思っています。

 

論文式試験は偏差値52をとればいい相対試験です。

 

みんなができないところはできなくてよく、逆にみんなができるところを落としてしまうとかなりの失点になってしまします。

 

なので、重要なことは穴がないように日頃から勉強することです。

 

苦手分野があるのであれば、早急に対応する必要があります。

 

おそらく短答式試験を通過している皆さんが苦手と思っているところは、多くの人が苦手と感じているところだと思うので、

 

少し人より復習回数を増やすなどの対応で、すぐに偏差値52はいきます。

 

5月短答からの論文で時間がない人以外は、はじめから切る論点は作らない勉強法をおすすめします。

 

皆さんの合格を祈っています!!論文式試験頑張ってください!!!

 

論文後に経験してよかったことについての記事はこちら

公認会計士試験後から合格発表までの間で経験しておいた方がいいこと

スポンサーリンク   公認会計士試験後から合格発表前て少し間空くけど、何かやっておいたほうがいいことてあるのかな?   こんにちは、公認会計士のなおです。   公認会計士 ...

続きを見る

スポンサーリンク

-公認会計士試験