費用はどのくらいかかるんだろう?
各専門学校における合格者、合格率はどのくらいなんだろう?
おすすめの専門学校知りたい!
こういった疑問にお答えします!
こんにちは、公認会計士のなおです!
公認会計士になるには、公認会計士試験に合格する必要があります。
公認会計士試験は難易度が高く独学では不可能に近いので、専門学校に通って目指す方が大半です。
そこで今回は公認会計士になるために通う専門学校について、それぞれの予備校の特徴から比較を行います!
こんな疑問を解決
専門学校は何社あるの?
費用はいくら?
各専門学校の合格者、合格率はどのくらい?
結局、おすすめの専門学校は?
この記事の権威性
私は、公認会計士試験を勉強していたときに、複数の専門学校に行って勉強していた経験から、
意図せず公認会計士試験を突破するための専門学校に詳しくなってしまいました。
その経験をもとに共有できればと思います!
これから公認会計士を目指そうと考えている方は必見です!
過年度生におすすめの専門学校比較はこちら
【公認会計士試験】過年度生むけ専門学校比較!おすすめの専門学校はCPA会計学院!
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公認会計士を目指すための専門学校
公認会計士を受験するためのカリキュラムがある専門学校は以下の5社だけです。
専門学校
CPA会計学院
TAC
大原
LEC
クレアール
専門学校別の合格者数
専門学校 | 合格者数 | 合格者割合 |
CPA会計学院 | 606名(合格者占有率41.6%) | 41.6% |
TAC | 289名(合格者占有率37.9%) | 21% |
大原 | 397名 | 29% |
LEC | 公開されていない(150名以下) | 非公開 |
クレアール | 公開されていない(150名以下) | 非公開 |
大原とTACは昔からある大手の専門学校で、公認会計士を受けるなら大原かTACと言われるくらい知名度のある予備校です。
しかし、近年は大原とTACに加え、CPA会計学院も合格者数を上げ、大原やTACのような大手の専門学校にも負けず劣らずの勢いがある予備校になってきています!
2022年度の公認会計士の合格者は、1,335人ですので、大原(29%)、TAC(21%)、CPA会計学院(41.6%)で9割を占めています!
費用
専門学校 | 費用(初学者コースを比較) |
CPA会計学院 | 720,000円~ |
TAC | 770,000円~ |
大原 | 780,000円~ |
LEC | 短答式試験278,000円~ 論文式試験297,000円~ |
クレアール | 540,000円~ |
大原とTACは大手の専門学校なだけあり、他の専門学校に比べ高い傾向にあります。
一方で、LECとクレアールは大原やTACに比べると10万円ほど安くなっています。
LEC東京リーガルマインドは、他の専門学校と異なり、短答式試験と論文式試験で分かれているので、万が一、短答式試験のコースを申し込んだ後に、受験をあきらめた場合でも、他の専門学校に比べ、損失が少ないという特徴があります。
大原、TAC、CPA会計学院はLEC、クレアールより割高ですが、
合格者数(大原、TAC、CPA会計学院で9割の合格者数)を考えると決して高くはないです。
10万~20万円は、公認会計士になればすぐに取り戻せる金額ですので、安さだけを考え、安易にLECやクレアールを選ばないようにしましょう。
講師のレベル
専門学校 | 講師のレベル |
CPA会計学院 | 講師全員が公認会計士試験合格者とは限らない |
TAC | 講師全員が公認会計士試験合格者 |
大原 | 講師全員が公認会計士試験合格者とは限らない |
LEC東京リーガルマインド | 講師全員が公認会計士試験合格者とは限らない |
クレアール | 講師全員が公認会計士試験合格者とは限らない |
講師の比較では、TACは公認会計士が講師であるのに対し、
CPA会計学院、大原、LEC、クレアールは公認会計士試験合格者とは限らないという点で特徴があります。
講師でおすすめの予備校は、CPA会計学院です。
CPA会計学院は大原やLECから人気の講師の移籍により近年、講師陣がとても充実しているからです。
通学か通信か
専門学校 | 講師のレベル |
CPA会計学院 | 通学・通信どちらも可 |
TAC | 通学・通信どちらも可 |
大原 | 通学・通信どちらも可 |
LEC東京リーガルマインド | 通学・通信どちらも可 |
クレアール | 通信のみ |
クレアールのみ、通信で、他は通学と通信選べます!
フォロー体制
専門学校 | フォロー体制 |
CPA会計学院 | 生徒と先生の距離感が近く充実したサポート体制で、常駐の講師が直接質問対応、メール、電話での質問も可能 |
TAC | Zoomなどのオンラインで講師に直接質問できる。メールでの質問も可能 |
大原 | 講師のいる日に直接質問できる(電話、メールも可能) |
LEC東京リーガルマインド | インターネット上の専用コンテンツから質問可能、LINEでの質問も可能 |
クレアール | 人気講師が抜け苦戦中であるが、電話メール、Skypeによる質問が可能 |
どの専門学校も質問体制はきちんとしていて、質問できないということはないです。
メールでの質問は、どの専門学校も返答までに2.3日かかる可能性はありますが、
専門学校間での大差はなさそうです。
校舎数
専門学校 | 校舎数 |
CPA会計学院 | 5校(水道橋、新宿、早稲田、日吉、大阪梅田) |
TAC | 35校 |
大原 | 40校 |
LEC東京リーガルマインド | 44校 |
クレアール | 1校(通信講座のため) |
大原、TAC、LECに関しては、地方にもあるので、地方のかたにはおすすめです。
CPA会計学院は東京と大阪にしかないので、地方の方は、完全に通信になりますが、質問は常駐のスタッフにメール、電話することも可能なので、わからないことがでてきても安心です。
クレアールに関しては、通信講座なので、本部以外の校舎はないです。
CPA会計学院の特徴
CPA会計学院の特徴
合格者チューターに直接質問できる
合格者占有率が41.6%
テキストがわかりやすい
CPA会計学院は最近ものすごく勢いのある専門学校で、大手の大原やTACと同じくらいの合格者数です。
年々合格者数が増加しているので、大手を抜く日が近々来るかもしれないくらいです!
校舎(日吉、早稲田)があるところから、一昔前までは早大生や慶應生が多いというのが特徴的でしたが、今は早慶生以外もたくさんいます。
また講師陣にも力を入れており、有名で実力のある講師が多いです!
生徒数は、大手の大原やTACにはかなり劣るので、合格率で言うとものすごく高いです!
直近の公認会計士試験の合格者占有率は驚異の41.6%と高く、CPA会計学院生になってすべてのカリキュラムを終えると3人に1人以上合格できるという実績があります!
さらに、テキストが大原やTACと比べ具体例が多くわかりやすいのも特徴です!
CPA会計学院のテキストは、1ページに2個くらいは具体例の記載があり、理解を深めながら勉強するのにとても役立ちます。
また、テキストに短答、論文ごとの重要度(A~C)の記載もあり、効率的に勉強させる工夫がありとてもよかったです。
下記は私が実際に使っていたテキストです。(見づらくて申し訳ないです)
公認会計士試験を勉強すると多々あるのですが、CPAの教材は具体例がたくさんあるので理解しやすかったです!
CPA会計学院は条件を満たせば無利子貸与型の奨学金制度もあります。
そのほか、公認会計士講座の入門講座の無料体験(全6回分)もできるので迷っている方は、体験を受けてみるといいでしょう。
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大原の特徴
大原の特徴
大手の専門学校
合格者数が多い
テキストがわかりやすい
大原は、TACと同じで大手の専門学校ですので、生徒数が多いのが特徴です!
相対試験となる公認会計士試験では、生徒数の多いところに所属して、周りを意識しながら自分の位置を確認して勉強していくのが一番効率的に合格できます。
また、2021年度の会計士試験の合格者数はCPA会計学院に次ぐ2番目に多い合格者を出しています!
さらに、大原のテキストは大手のTACと比べると、ページ数が多くボリュームが多い分、わかりやすいのが特徴です。
また、論文対策で使用されるポケットコンパス(B6版)という教材があるのが特徴です。
ポケットコンパスは、論文式試験で暗記する必要がある用語・定義についてまとめてある教材で、暗記するのにとても役立つツールです。
他の予備校にはないので、用語や定義の暗記が苦手な方は、ポケットコンパスを求めて大原に移籍する受験生もいるくらい受験生の中では有名な教材です。
大原のコースは、2年コース、1.5年コース、1年コースがありますが、簿記の勉強具合で判断するといいです。
簿記1級の学習が終わっている方は1.5年コースがおすすめで、簿記1級の勉強はせずに公認会計士試験の勉強をスタートする場合は2年コースがおすすめです。
1年コースでは基本的に1発合格を目指すのはきついと思うので、簿記1級に合格していてもハードルは高いので、あまりおすすめできないです。
TACの特徴
TACの特徴
大手の専門学校
合格者数が多い
講師陣が公認会計士
公認会計士試験の専門学校といえばTACというくらい昔から定評のある大手の専門学校で上場もしています。
2020年度の合格者数は1番多いです!
講師陣はみんな公認会計士試験を突破している人なので、安心して勉強できます。
LECの特徴
LECの特徴
費用が安い
短答と論文で講座がわかれている
LECの一番の特徴は、とにかく「安い」です!
短答と論文でコースがわかれているので、途中で公認会計士試験を諦めた場合でも、損失が少なく済むのが特徴です。
試しに短答受けてみようかなと思っている方におすすめです!
クレアールの特徴
クレアールの特徴
費用が安い
非常識合格法
クレアールは通信講座なので、LECと同じで「安い」のが特徴です。
また、クレアールは非常識合格法を取り入れています。
非常識合格法とは、学習対象を合格に必要な範囲に限定し徹底して習得する、クレアール独自の効率的学習法で、他の専門学校に比べ、効率を重視したカリキュラムになっているのが特徴です。
効率よく合格させるのが非常識合格法で、社会人など働きながら合格を目指す方におすすめの専門学校です。
なぜなら、クレアールは、社会人合格者が多く、他の予備校にはない3年、4年、5年保証のコースがあるのが特徴です。
通常は、1.5年や2年のコースで不合格になるとさらに30~40万円ほどかかりますが、この3年、4年、5年コースは、3年、4年、5年以内で合格すればよく、
早く合格した場合は、お祝い金が出るなど保証が充実しているので、働きながら合格したい方など全てのカリキュラムを2年以内にこなす時間が持てるか不安な方でも合格できるカリキュラムがあるのが特徴です。
クレアールの詳細の記事はこちらを参考にしてください。
働きながら公認会計士を目指す人におすすめの専門学校のクレアールの特徴・評判を紹介!
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専門学校を選ぶ判断ポイント
判断ポイント
・合格者数が多い
・テキストがわかりやすいか
・講師が分かりやすいか
上記は私が専門学校を選ぶ時の判断ポイントです。
公認会計士試験は相対試験なので、合格者数の多い専門学校を選ぶことが重要です。価格が安いからと言って、大手でないところを選ぶと合格が遠のく可能性があります。
また、授業を1回聞いてすべてを理解することはできないので、勉強する際は、テキストを繰り返し読み込むのですが、
その際、テキストが分かりやすく作りこまれていれば、復習回数を少なくでき短期間で合格できるので、テキストのわかりやすさもかなり重要です。
さらに、長期の勉強になるので、最後までモチベーションを維持することが難しい試験です。
なので、モチベーションを維持できるような講義をしてくれ、わかりやすい講師がいることも短期合格には重要です。
結局、どこの専門学校がおすすめ!?
結局のところどこの専門学校がおすすめなの?
と思っている方におすすめの専門学校はCPA会計学院です!
なぜなら、近年合格者数が伸びてきており、合格率でみたら大原やTACにくらべ格段に高く、またテキストも講師陣も非常にわかりやすかったからです!
わたしは、2次試験で1回落ちてしまったときに、CPA会計学院にお世話になり合格できました。
大手の専門学校からCPA会計学院に変えたときに、
テキストにしても講師の教え方にしても「わかりやすさ」に感銘を受けました。
また、答練もかなり作りこまれており、本試験で出題されることが多く、
今年度の本試験でも出題されていたそうですが、私が受けた本試験でも答練の内容がまるまる出題されていました。
近年、大手の専門学校からCPA会計学院にのり変えて合格する人は非常に多いです。
さらに、今申し込みをすると紙のテキストはもちろん、Webテキストが無料でついてきます。
WebテキストはiPadなどにダウンロードすることが可能で、大量のテキストを持ち運ぶことなくどこでも勉強できますし、
合格した後も勉強したテキストは使う機会が多々あるのですが、Webテキストだとデータで残るので、
実務で少しだけ確認したいときにさっと確認できるので、かなりいいツールになります!
ただ、上記で比較したように、CPA会計学院は、地方には校舎がないので、地方にお住まいで通学したいという方には不向気かもしれないです。
地方にお住まいの方で通学したい方には、大原か資格の学校TACがおすすめです。
それ以外の方で、10万円の差でも惜しいと思うようなお金に困っている方以外は、CPA会計学院がおすすめです。
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最後に
公認会計士になるために通う専門学校についてそれぞれの予備校の特徴から比較を行いましたが、いかがでしたでしょうか。
公認会計士試験は相対試験ですので、結論、生徒数、合格者数が多い専門学校に行くことをおすすめします。
大原、TAC、CPA会計学院のどれかであれば、専門学校選で失敗することはないです。
上でも述べましたが、個人的なおすすめは合格者数が多いCPA会計学院です!
まずは、気になる専門学校の資料請求をして自分にあったところはどこなのか、ここで本当にいいのかたっぷり吟味してください!
ぜひ、公認会計士試験にチャレンジし明るい未来を手にしてください!
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公認会計士試験についてはこちらの記事で詳しく説明しています!
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