こんにちは、公認会計士のなおです。
公認会計士試験を受験することは決めたけど、今の勉強方法で受かるのか正直不安だなと思ていませんか?
私は当時不安はあったけれど、勉強方法は人それぞれだから自分のやり方を信じるしかないと思っていました。
でも、今思い返してみれば短期で合格する人は、記憶の定着を意識した勉強方法を行っていることに気づいたんです。
そこで今回は公認会計士試験を受けるにあたり入門期、基礎期、上級期の勉強方法について実際に私が行っていた勉強方法とやるべきだった勉強方法についてお話ししようと思います。
今まさに短答式試験を受けるにあたり勉強している方、これから受けようか迷っている方がこのブログを見て、勉強の方法について具体的にイメージでき実践できればと思っています。
わたしの通っていた予備校、コース
私は、TACに通っていたので、大原やLECなど他の予備校の方だと多少言い方など違うかもしれないですが、ご了承ください。
わたしは1年半コースの途中からTACに通い、約半年後の12月の短答式試験を受け、落ちて、次の5月短答も受けたのですが落ちて、次の12月短答で合格しました。
なので、短答式試験は3回受験しています。1発合格ではないですが私の失敗から皆さんはぜひ1発合格できるように頑張っていただければと思います。
入門期、基礎期、上級期の過ごし方
私は、一年半コースの途中からスタートしたので、入門期はなかったのですが、2年コースの方は入門期あるかと思います。この入門期であっても基礎期であってもさらに上級期であってもベースの過ごし方は変わらないので、一緒に説明しようと思います。
入門期、基礎期で一番重要なことは、予備校の授業をリアルタイムで受け、きちんと復習をすることです。授業は、教室に行けない人はWebでの受講でも大丈夫ですが、きちんとスケジュール通りに受講しましょう。
また授業で分からないこともそのままにせず、1回1回クリアにしましょう。
そんなの当たり前じゃん!と思っていただければいいですが、授業が多いので、講義の受講⇒復習をまとめて後で行おうとする人が結構いて、
自頭が良く効率のいい人は大丈夫ですが、私みたいに自頭も効率も悪い人はかなりの確率でついていけなくなりますので、
スケジュール通りに授業を受け一回一回復習をすることがかなり重要です!!
さらに言うとこの後に記載しますが、定期的な復習もかなり重要です!
復習方法や復習頻度はどのくらいがベストか
復習方法ですが、私が行っていたことは、まず、授業を受けた次の日までにはテキストの例題を解いた後問題集をやっていました。
次の授業までに復習が1回になっていたことが多かったのですが、次の授業までに2回できれば3回と複数回復習することをおすすめします。
私は、多くの授業についていくことしか考えられていなかったので、1回の復習で満足していました。
でも、1回だけの復習だけでは、1か月もたてば、ほぼ完全に忘れていて直前期に復習の効果を十分に発揮し飛躍的に点数を伸ばすことはできないです。
なぜなら思い出す作業をしないといけないからです。特に入門期・基礎期は、財務会計だと仕訳を覚えることが多く、慣れないことの暗記なので、理解したと思っても復習後2日くらいあれば、あれ?あの仕訳なんだっけな?となりませんか?
私はよくなっていました。
1回復習していることに安心しそのまま進んでしまった結果短答の受験回数が3回になってしまいました。
皆さんはそうならないように、時間が許す限り復習を行ってください。
例えば、授業の次の日に1回目の復習を行い、それから1日あけて2回目の復習を行い、次の授業も受けつつ、1週間後にもう1回復習するなど、復習のスケジュールをたてて、復習することをおすすめします。
入門期はまだ授業の回数がそんなに多くないので、定期的な復習を行うことができるかと思うのですが、
基礎期、上級期と進むにつれて、授業の回数が多くなり、1か月前に受講した授業の復習は意識しないとできないです。
授業の回数が多いので目の前の授業の復習に追われてしまいます。
結果的にわたしは授業の復習が1回になってしまい、短答式試験を受ける前にテキストを1周させるときにものすごく時間がかかり、
記憶も定着していなかったので、効率がすごく悪かったので、短答式試験は3回目でようやく記憶が定着し合格できました。
このブログをみている皆さんには私の二の舞にならないように是非意識して復習してください。
ここからは、参考までに人の忘却曲線を記載しますので、これにそって復習するのも効果的かと思います。
ここではカナダのウォータールー大学の研究結果をもとにお伝えしたいと思います。
上図は黒の線が何もしなかった場合の忘却を表す線です。オレンジ色の線が復習をすることで得られる効果を表しています。
何も知らない知識を初日にいれ、2日目に10分復習をすることでほぼ100%にまで記憶を回復でき、7日目に5分復習することでもう1回記憶をほぼ100%にまで回復させることができ、1か月後には2~4分だけ復習することで記憶を回復させることができることを表しています。
つまり定期的に復習をすることで1回1回の復習時間を短くしながら記憶を定着させることができます。
この忘却曲線に合わせると、授業の次の日に1回目、1週間後に2回目、1か月後に3回目の復習をすることで記憶が効率的に定着することを表しています。
ぜひ参考にして、勉強してみてください。
おわりに
今回は公認会計士試験の入門期、基礎期、上級期に共通の勉強方法について記載しましたが、いかがでしたでしょうか。
このブログを見ている皆さんはきちんとできているでしょうか。
とはいうものの、当時の私はできていなかったので、強くは言えないですが、短答式試験を受ける直前は(論文式試験もそうですが、)テキスト、問題集、答練を何回も回転させながら勉強します。
なので記憶の定着が早い人は復習の頻度は考えなくても大丈夫ですが、人より記憶力が劣っているなと思う方はぜひ参考にしてみてください。
各科目ごとの勉強方法については別記事に書いています。参考にしてみてください。
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