こんにちは、公認会計士のなおです。
こういった疑問にお答えします。
公認会計士試験の範囲は膨大ですよね。。
記憶を定着させるためには、テキストを読むなどのインプット学習も大事ですが、アウトプットからインプットの学習も非常に重要です。
そこで、私が会計士試験で実際に利用していた問題集でおすすめのものについて紹介していきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
アウトプット学習から効率的にインプット学習を行い、記憶を定着させたい人
アウトプット学習から論点の理解を深めたい人
次の試験で絶対合格したい人
財務会計論
財務会計論のおすすめの問題集はこちらです。
財務会計論(計算)
メリット
短答・論文ともに使える
デメリット
分量が多い
全部で7巻まであるので、分量が多いです。
試験前の直前期にやるのではなく、余裕のあるインプット時期にやるのが効果的です!
苦手な分野をやると効果的です。
短答の問題に特化した問題集
メリット
B5のサイズで時間をかけずに効率的に全範囲演習できる
短答の形式での演習なので、短答形式に慣れる
デメリット
苦手な分野を克服したい人にはやや分量が物足りない
苦手な分野を克服したい人は新トレーニングシリーズを解くといいです。
財務会計論(理論編)
メリット
短答形式なので慣れることができる
分量が多くないが論点はまとまっているので効率的に学習できる
デメリット
特にない
財務会計論の理論はテキストも分厚いですし、ただテキストを読むだけでは記憶の定着をさせるのが非常に難しいですよね。
この問題集は、試験にでる論点を網羅しておりそこまで分量も多くないのでおすすめです。
試験直前でもできる分量ですので、試験直前の確認で解くのにも十分できる分量です。
条文別問題集
メリット
多くの問題を解くことができる
記憶の定着にいい
デメリット
分量が多い
分量が多いというデメリットはありますが、時間をかけて、1問1問ちゃんと解くことで確実に点数は伸びます。
分量が多いので、試験直前ではなく、インプット時期の余裕のある時期に、この問題集と普段使用しているテキストを行ったり来たりしながら解くことをおすすめします。
管理会計
メリット
短答形式に慣れることができる
分野別に学習できる
デメリット
特になし
短答形式での問題なので、短答形式に慣れたいという方におすすめです。
企業法
メリット
論点を網羅している
そのままでの出題が結構ある
コンパクトなので移動中でもできる
デメリット
分量がある
こちらの問題集は、短答の企業法が苦手という方には必ずやっていただきたい問題集です!
分量が多いので、試験直前にやり始めるのではなく、授業と並行して進めることをおススメします。
私は、移動中などのスキマ時間もこの肢別問題集はめちゃくちゃ使っていました。
私は、企業法がなかなか覚えられなく苦労したのですが、これをやるようになって、苦手意識がなくなったので、今企業法に苦手意識がある方には、早めに取り組むことをおすすめします!!
監査論
メリット
分量がちょうどいい
デメリット
特になし
私は監査論がすごく苦手だったので、こちらの問題集を使いました。
短答形式になっているので、ひっかけポイントもわかり、ただ漫然とテキストを読むだけでは、見落としていたところも、この問題集で気づけたので利用して良かったと思っています。
分量もそんなにないので、試験直前に確認で解くのもいいですし、私のように、理解を深めるために解くのにもちょうどいい分量です。
おわりに
公認会計士試験におすすめの問題集について記載しましたが、いかがでしたでしょうか。
忘れてはけないのは、今回あげた問題集より予備校での教材(答練等)の方が優先順位は高いので、間違えないようにしてください。
答練が始まるとバタバタしますので、理解を深めたり、記憶の定着を意識するのは難しくなってきています。
なので、この問題集をやる時期のおすすめは、予備校での答練が始まる前のインプット時期にやるのがおすすめです。
公認会計士試験は範囲が広く、なかなか1回やっただけでは、記憶の定着は難しいので、何回も根気強く勉強を継続できるかが勝負だと個人的には思っています。
答練が始まった時期に点数を効果的に伸ばすことができるかどうかは、インプット時期の貴重な時期に、どれだけ論点に対する理解を深めることができたかで決まるといっても過言ではないです。
ただ漫然とテキストを読むだけの復習スタイルではなく、
問題集をやりながらテキストを読み込むといった記憶の定着をはかることは効率的に学習できるのでおすすめです。