こんにちは、公認会計士のなおです。
私もおなじようなことを受験生のころに思っていました。今回はわたしが論文合格時に勉強していた方法を伝授します!
私は、物覚えが悪く、暗記が特に苦手でしたので、理論を覚えることが凄く大変でした。
同じことを思っている方いたら、是非参考にしてみてください!!
他の勉強法も別記事で書いているので、参考にしてみてください!
合格者による公認会計士試験の勉強方法【論文式試験 企業法編】
スポンサーリンク 論文試試験の企業法の勉強てどうやればいいの?論文式試験の企業法は暗記なの?どうやって覚えるの? こんにちは、公認会計士のなおです。今回はこういう疑問にお答 ...
続きを見る
財務会計論の勉強方法
計算の勉強法
短答を経験している方は、短答の計算力を維持できればいいので、新しく何かをやることはないです。
が、
計算はやらないとすぐに落ちていくので、毎日何かしらやっていました。
私が論文時に使用していたものは、財務のテキストとアクセス答練、論文答練の計算部分だけです。
毎朝、アクセス答練と論文答練を中心に、そこででた論点に関して、テキストの例題も一緒に解きなおして、記憶のメンテナンスをしていました。
ちなみに本試験では、計算に関して結構、埋没問題も出るので、時間を費やしすぎて、理論で空白になってしまったとならないようにしてください。計算はテキストの例題が解けるレベルで十分に合格なので、時間をかけすぎには要注意です。
理論の勉強法
この理論の勉強が大変ですよね。
短答の時には、理解(知っている状態)だけしていれば、選択肢が用意されているので、選べますよね。
でも、論文は、自分の言葉で説明できるようにならないと、答案にかけないので、理解(知っている状態)だけでは不十分で、自分の言葉で説明できるようになることがポイントです。
自分の言葉で説明できるようになるのは、人によって、速度が違います。
テキストを読んで、理解したら、すぐに自分の言葉で説明できるようになる人がいますが、私の場合は、全くできませんでした。
ではどうしたらできるようになったかですが、これはもう訓練でしかないです!
テキストを多く読めば覚えられ、自分の言葉で説明できるようになるわけではないですよね?
ただテキストを読むだけではなく、キーセンテンスとなるものを覚えにいきます。
覚える際に、ただ暗記するのは破綻するので、必ず自分に説明しながら、できれば図や絵等を書きながら覚えることがポイントです。
キーセンテンスは、TACのテキストだと、波線や点線が文章の下に書いてあって、そこを中心に覚えていきました。ただ、波線、点線が引かれていないところでも比較説明されて書いてあるところも暗記していきました。
例えば、「自己株式を時価で測定する方法」と「自己株式の数のみの増加として処理する方法」の論拠とかです。
⇓
②自分の言葉で説明できるようになる
⇓
③暗記したキーセンテンスを使って説明できるようになる
このステップを踏む必要があり、これは繰り返しやるしか方法はないです。ストレスのある作業ですが、毎日やれば論文直前には、問題をみれば、覚えたキーセンテンスや論拠などがでてくるようになりますので、愚直にやってください。
論文答練
論文答練は、教室で受けて、本番のように隣の人の気配を感じながらやったり、時間の感覚などを練習していました。
論文答練で出たところは、計算も理論も必ず、復習し本番ででたら、絶対にできるようにしていて、復習の際に解説だけでなく、テキストに戻って周辺の論点も復習していました。
これをやることで、論点を網羅できるように答練が作成されているので、効率的です。
直前期の過ごし方
直前期は、テキスト、答練をぐるぐる回して、記憶の定着を図ります。
私は朝1番にアクセス答練か論文答練の計算部分を解いていました。(財務だけでなく、管理、租税、経営も)
量があるので、この日は大問1、次の日は大問2という風に決めていました。
全部の計算がおわったあとに、理論をやっていました。
私は、忘れるのが怖かったので、1日で全科目、触れられるように勉強していました。
なので、直前期は1日の勉強時間は12.3時間くらいやっていました。
理論はテキストと答練を回転させていました。テキストを回転させるときは、キーセンテンスを覚えているか確認するのと、論拠を自問自答の繰り返しです。
まとめ
論文式試験の財務会計論の勉強方法について記載しましたが、いかがでしたでしょうか。
うえでは、述べなかったですが、私はほんとに会計用語(キーセンテンス)が覚えられなかったので、単語帳みたいなものを作成して覚えていました。
これを作成するのに、時間がかかるので、時間がない人や、上のやり方できる人は絶対にやらない方がいいですが、どう頑張っても覚えられない人は、やってみてもいいかもしれないです。
財務会計論を含む会計学は、論文式試験の合格には、鍵になる科目で、苦手科目にしてはいけない科目です。
苦手意識のある方は早めに、自分の言葉で説明できるようになるところまで行くと、苦手意識が薄れていきますので、繰り返し訓練してみてください。
皆さんの合格を心から祈っております!!
まだまだ辛いこともあるかと思いますがこのブログを参考にしてみて頑張って下さい!!!
論文後に経験してよかったことについてはこちらに記載しています。
公認会計士試験後から合格発表までの間で経験しておいた方がいいこと
スポンサーリンク 公認会計士試験後から合格発表前て少し間空くけど、何かやっておいたほうがいいことてあるのかな? こんにちは、公認会計士のなおです。 公認会計士 ...
続きを見る